『デリカシー体操 ヨシタケシンスケ スケッチ集』試し読み風に内容や感想などをご紹介!

デリカシー体操001 図書室(書評など)

ヨシタケシンスケさんが駆け出しのころに自主制作した幻のイラスト集を元に作成された本の復刻版です。日常の本当にさりげない出来事が瞬間的に切り取られて作品に仕上げられています。300ページ近い本の中に数えきれないほどのスケッチが散りばめらていて、ヨシタケシンスケファンにはたまらない一冊です。

『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』試し読み風に内容をご紹介

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出典:『デリカシー体操』ヨシタケシンスケ著

試し読み風にということなのですが、まず、この本はスケッチ集ということで、目次はありません。
なので、はじめから見続けてもいいし、思いついた時に、思いついたページを開いて偶然に出会ったイラストを楽しむのもOKという感じです。

ここでは、試し読み風にということで、ページの順をおって、少しずつイラストをご紹介できればと思います。

まずは、前書きのようなページの紹介。

会社勤めをしていたころに企画書を書くふりをして、イラストをこっそり描き溜めていたことや、会社の女性に褒められたこたことをきっかけに、イラスト集を自費出版したこと、そのイラスト集が出版社の方の目にとまったことなどなど、そんな経緯があって今のヨシタケシンスケさんがあるのだなというお話。

では、さっそく本文にはいります。

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出典:『デリカシー体操』

こんな感じで見開き全体に小さなイラストが散りばめられています。
P4からP291までずっとです。かなり楽しめます。

P7より引用「あのヒト いつも機嫌 悪いよね・・」

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こんな場面、ありそうだけど結構ショックかも・・

次は P24〜25を開いてみると

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出典:『デリカシー体操』

中央の子ども、第一段階の説得で納得するのかな?そんな場面をヨシタケさんは目撃したのでしょうね。

P29 より引用「・・あれ」

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これ、かなりの子どもが経験ありそう。
私もやってしまいました。
小学校3年生のときでした。
かなり焦った記憶があります。
1人で留守番をしていた時だったので。

次はP44〜45を開いてみます。

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出典:『デリカシー体操』

右上のイラスト、DVDがたっぷり。ヨシタケさんはDVDが好きだったのでしょうか?

P46より引用「ほら やっぱり 読まなかった」

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あるある、机にたくさん積んでありそう!

次はP64〜65を開いてみます。

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出典:『デリカシー体操』

左上のおじさん、まだ並んでるよ感が半端じゃないですね。
でもとっても気持ちはわかります。

P73より引用「横浜線(しぇん)は お乗りかえでしゅ」

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こんなアナウンスがあったら思わずクスッとしてしまう。

お次はP84〜85です。

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出典:『デリカシー体操』

右の「決心を完了する・・」のイラスト、膝についた手の感じと肩から背中の感じにたまらなく、決心するぞ!感が溢れてますね。

P91より引用「・・・」

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これ、小学校のときに友達とやりました。
という方も多いのでは?

次はP104〜105です。

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出典:『デリカシー体操』

中央のメガネのおじさん。
「あ〜君でもいいや」
「でも」
が気になっちゃう!

P115より引用「スパーン」

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こんな気分の時ってありますよね。
気分が眉毛と指先に現れてる。

次はP124〜125!

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出典:『デリカシー体操』

つり革のイラスト、子育てをしていると必ず当事者になる場面ですね。

P133より引用「スターバックスラテの・・・」

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この間、グランデってどのくらい?って聞いてみたら、カップの見本を見せてくれました。
セブンイレブンのコーヒーの小さいのはレギュラーだし、いろいろ言い方ってありますよね。

次は、P144〜145 です!

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出典:『デリカシー体操」

中央のチュッパチャプスのイラスト、なんだか懐かしい感じ。

P148より引用「一言あって しかるべきだろうに」

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いますね、こんな言い方をする人って。偉い人(と自分で思ってる人)に多い感じでしょうか。えっ、みなさんのまわりにもいる?


と、いう感じで 291ページまで続くのです。

本当にイラストの量のすごさに驚いてしまうとともに、ヨシタケシンスケさんのファンにはたまらない一冊!

ファンの方はきっと、みなさんお持ちなのかな?などとも思ってしまうほどです。

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『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』の感想

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出典:『デリカシー体操』ヨシタケシンスケ著

この『デリカシー体操』に出てくるイラストの場面は、だれでも「あるある」とつい心の中でつぶやいてしまうような場面ばかり。

ありふれているといえば確かにそうかもしれませんね。

でも、そのありふれている場面にどれだけ関心を寄せられるか?そして、そのありふれている場面をたった1コマのイラスト(たまに4コマ)で、どれだけ表現できるのか?それを、やってしまうところがヨシタケシンスケさんのすごいところなのかなと感じます。

気づきの力と表現の力、そして、そこにユーモアのトッピングをしてあるのですから、たまりません。

ヨシタケシンスケさんの作家としての原点を見ることができる、そんなスケッチ集です。

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『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』の概要

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出典:『デリカシー体操』ヨシタケシンスケ著

書名:『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』
著者名:ヨシタケシンスケ
発行所:株式会社 グラフィック社
発行日:2016年3月25日

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『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』の著者紹介

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出典:『デリカシー体操』ヨシタケシンスケ著

著者:ヨシタケシンスケ

1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集。絵本、書籍の装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。2013年、初めての絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位。第61回産経児童出版文化省美術賞などを受賞。著書に『しかもフタが無い』(PARCO出版)『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)『そのうちプラン』(遊タイム出版)『ぼくのニセモノをつくるには』『もうぬげない』(以上、ブロンズ新社)『りゆうがあります』『ふまんがあります』(以上、PHP研究所)などがある。

出典:『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』

じゃあどうする? まとめ

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出典:『デリカシー体操』ヨシタケシンスケ著

ヨシタケシンスケさんは、絵本作家として有名ですが、大人向けのエッセイ集もたまらなく素敵。

はじめは子どものためにと、絵本を買ったお父さん、お母さんもその作風にひかれ、ご自分がファンになってしまう方も多いようです。

とっても頷ける現象ですね。

そんなヨシタケシンスケさんファンのバイブルともなるのがこのスケッチ集『デリカシー体操』。

まだ、お手元にない方はぜひこれを機会に手にとって、一つひとつのイラストを楽しんでいただきたいです。

ヨシタケシンスケさん最初の絵本『りんごかもしれない』の紹介記事です!

『ぼくのニセモノをつくるには』もヨシタケシンスケさんの絵本ですが、子どもだけでなく大人にもぜひ読んでほしいなと思う作品です。

ヨシタケシンスケさんの絵本『もうぬげない』は、服の脱ぎ着を覚える年齢のお子さんに読み聞かせをしてあげると、とっても効果のある本なのでぜひ、読んであげてくださいね。

ヨシタケシンスケさんのイラストエッセイ集『欲が出ました』はもちろん大人向け!でも最近では、中学校の図書室にも置いてあるらしいですよ!

『ヨチヨチ父』もヨシタケシンスケさんの大人向けのイラストエッセイ集ですが、特に子育てを始めたばかりのパパ向けです。そして、そんなパパを見つめる子育てママにもおすすめ。
若干SNSで炎上もしたことのあるお話もあるのですが、ヨシタケさんもそこは覚悟の上で描いたようです。

日常の一コマをスケジュール帳に描きとめ、さらにエッセイを加えたイラストエッセイ集です。
ヨシタケさんって普段、こんなことを考えてるんだなって、またまたファンになっちゃう、そんな一冊です。

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