無料で始める!子供向けプログラミング言語Scratch(スクラッチ)の学習方法

programming_kids パソコン室(プログラミング関係)
悩んでいるお母さん
悩んでいるお母さん

小学校でプログラミング学習が必修になるらしいので、息子に勉強させたいのだけど、どうしたらいいのやら・・・それにお金も結構かかるって聞いたのだけど・・

というお悩みにお答えします。

この記事では、Scratch(スクラッチ)というプログラミング言語を使って、自宅で無料でプログラミングを学習する方法についてご紹介します。

室長
室長

この記事の内容は、私が実際に教育現場にいたときの経験を元にしながらまとめました。
私のプロフィールはこちらのページをご覧ください。

子供向けのプログラミング言語Scratch(スクラッチ)について

実際に私が教育現場で使っていたのがこのScratch(スクラッチ)というプログラミング言語です。これは、文部科学省でもそのホームページの中で紹介しているほど、日本の小中学校ではポピュラーなものです。

実際にScratchでプログラミングをする際には、下の画像のように命令の書かれたブロックを画面上で積み重ねていくことでキャラクターなどを動かします。

scratch block 1

こうしたブロックを下の図のようにつなぎ合わせて、キャラクターなどに様々な動きを命令することができます。

scratch block 2

このようにブロック(命令)をつなぎ合わせていくこと自体がプログラミングなのです。
次の記事でScratchの始め方や、簡単な使い方について説明しているので、よかったら合わせてご覧ください。 



Scratch(スクラッチ)を無料で学ぶ方法について

Scratch(スクラッチ)を学ぶ方法はいくつかあるのですが、ここではインターネットとパソコンまたはタブレットやスマホを使って学習する方法についていくつかご紹介します。
おすすめのタブレットはこちら

「NHK for School Why!? プログラミング」で学ぶ

scratch_nhk_site_001
NHK for School Why!? プログラミング公式サイト

サイトはこちら NHK for School Why!? プログラミング

研究員のヒロ文
研究員のヒロ文

<このサイトの特徴をご紹介します>

・NHKの子供向けサイトなので、内容がしっかりとしていることと、サイトへの大きな安心感があることです。

・NHK for Schoolは、学校の授業でも使うことが多いので、子供たちにとってもなじみやすいですね。

・テレビに番組と連動しているので、次に番組をワクワクしながら待つことができ、学習を継続しやすいことも大切なポイントです。

<学習のすすめ方>
まずはNHKのサイトを開いてみましょう。 

scratch_free_nhk_start

スタートページの下の方に画面を送ると、「スクラッチのアカウントの作り方」という動画があるので、この動画をみながらScratch(スクラッチ)のアカウントを作りましょう。

アカウントを作るとさっそくScratch(スクラッチ)を始めることができます。

さて、次はその画面の下の方にある「配信リスト」の第1回から始めるのがおすすめです。

各回、10分の動画なので子供だけでなく、大人も飽きずに見ることができます。

scratch_free_nhk_002

プログラムを作っていて、ブロッック(命令)の使い方がよくわからなかったり、「こんな動きをさせたいな」なんて疑問に思った時は、「動画でわかるスクラッチコマンド」というページがおすすめです。(下の画像)

scratch_free_command

コマンドというのは、命令のことです。
例えば、「動き」のところをクリックしてみると

scratch_nhk_002

このような画面になり、「動き」についていくつかのスクリプトの説明動画がでてきます。
このスクリプトというのは、小さなプログラムだと思ってください。
スクリプトはいくつかのブロックで作られていて、大きなプログラムを作る時の部品のように考えるといいかもしれません。
ここでご紹介した「動画でわかるスクラッチコマンド」のページは、スクラッチでプログラミングをするときの、「命令についての辞書」のように使うといいですね。

室長
室長

Scratchのアカウントを作ったら、番組を見ながらさっそくチャレンジ!

「ENY キッズプログラミングスクール」で学ぶ

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サイトはこちら ENY キッズプログラミングスクール

研究員のヒロ文
研究員のヒロ文

<このサイトの特徴をご紹介します>

このサイトは
「親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK」
の著者である、熊谷基継氏が運営しているオンラインのプログラミング教室です。

<学習のすすめ方>
サイトの上部にある「スクラッチの使い方」「カリキュラム一覧」「スクラッチブロック」の内容をみながら学習を進めていきます。

scratch_eny_menue

「カリキュラム一覧」をクリックしてみるとそこには、33コマものカリキュラムが用意されていて、順番にチャレンジしていくとしっかりとScratch(スクラッチ)でのプログラミングが身につくようにできています。

scratch_eny_carriculum

このカリキュラムのいいところは、1コマの学習のあとに「今ここです」と全体の中のどのあたりを学習しているのか示してくれているところです。
こうした工夫があると次に自分が進むところがわかりやすくていいですね。

scratch_eny_imakoko

このオンラインスクールの校長先生からのお願いがあるのでご紹介します。

本サイトは、プログラミングを通じて論理的思考・問題発見&解決力・段取り力などの「プログラミング的思考」をみにつけるためのオンラインスクールです。

子供と大人がいっしょに学ぶことをコンセプトにし、大人と子供のコミュニケーションを通じてより高い学習環境を創ることを目的としています。

※カリキュラム等は随時更新されていきます。やや大人向けに書かれていますので、まずは大人の方が読んだ(試した)後にそれを子供たちへ教えてあげてください。

ENY KiDZオンラインプログラミングスクール 校長:熊谷基継
運営会社:ENY | 有限会社ナノカ
室長
室長

校長先生からのお話にあるように、ぜひ、子供と一緒に学んでくださいね。

お父さん、お母さんがプログラミングを学ぶことで得るものもたくさんあります。

プログラミング学習で身に付く理論的な思考力は、これからの社会では今まで以上に必要とされる能力なのですからね。

「Umedy」で学ぶ

udemy_top

サイトはこちら Udemy

研究員のヒロ文
研究員のヒロ文

<このサイトの特徴をご紹介します>

Udemyは、世界最大級のオンライン学習のサイトで、日本ではベネッセが事業パートナーとなって運営しています。

各講座は基本的には有料なのですが、中には無料の講座もあります。
実際に私も個人で登録をして受講しているのですが、Scrachに限らず本当に様々なテーマの講座があり、いろいろと受講してみたくなってしまいます。

講座を受講していて分からないことがあったときには、直接講師の先生に質問することができます。(有料コース)

<学習方法>
まずは、こちらからサイトにアクセスして、右上の「新規登録」から入り、「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力するとすぐに登録が完了します。
次は、自分で受けたい内容のキーワードを入力するのですが、ここでは「Scratch」と入力してみます。
すると、検索結果が表示されます。

scratch_udemy_kensaku

あとは、左側の部分で、講座のレベルや言語、無料か有料かなどの条件を設定するとその条件に合った講座が表示されます。

scratch_udemy_result

ためしに「初級」「日本語」「無料」で「Scratch」について検索してみたら、このように3件ほど該当しました。これだけでも、結構学びがいのある内容です。
無料なので安心してチャレンジしてみてくださいね。ただし、無料コースの場合は講師への質問はできないのでご注意ください。

子供のプログラミング学習への親としての関わり方

子供向けのプログラミング学習を無料で取り組む方法について、3つのサイトの特徴と学習の進め方について簡単にご紹介しました。

実際にサイトをご覧になっていただけるとわかると思うのですが、コンピュータに慣れていないお子さんや小さなお子さんの場合、保護者の方々のサポートが必要になります。

サポートというより、「一緒に学ぶ」という感覚ですね。

一緒に学ぶ時のイメージとしては、次のようなステップを意識するといいです。

ステップ1:はじめは一緒に
ステップ2:徐々に一人で
ステップ3:自立した学習者へ

そして、その時のコツは「点と点をつなぐ」こと。

はじめから最後までずっと付きっきりになるのではなく、学習の途中で定期的に声をかけ、子供にアドバイスをしたり、進み具合を聞いてみたりして点を作るのです。

その時の声かけとしては、点と点をつなぐイメージ

たとえば、「さっきより○○だね」のように。

そうすることで、子供はずっと見守ってもらっていたような安心感を持ちます。

最終的には、ステップ3の「自立した学習者」を目指したいですよね。

自分で調べながら、自分の力で学習していけるようになったら最高です。

「はじめは一緒に」そして「徐々に一人で」最後には「自立した学習者へ」!
そのコツは、「点と点をつなぐ」こと


じゃあどうする? まとめ

小学校でプログラミング学習が必修になるらしいので、息子に勉強させたいのだけど、どうしたらいいのやら・・・

それにお金も結構かかるって聞いたのだけど・・

室長
室長

という悩みをいただき

じゃあどうする?

と考えてみました。

お金をかけずにプログラミングを学習する方法は様々あります。


インターネットを検索すれば読みきれないほどの記事があることでしょう。

その中から、どれにしようと選ぶときに大切なことが一つあります。

それは、
学校の教科書のように、学習する内容がきちんと整理されていて、どの順番で学習を進めていけばいいのかわかりやすい
ということです。

教育的な言い方をすると、カリキュラムがしっかりとしているか?ということですね。

今回ご紹介した「NHK for School Why!? プログラミング」と「ENY キッズプログラミングスクール」は、学習の進め方がわかりやすいという点で特におすすめです。

室長
室長

最後になりますが、プログラミングを学ぶ際に一つの道しるべとして、手元に本を一冊おいておくのも効果的です。

次に記事に子供向けのプログラミング学習の本を紹介しています。
よろしかったらご覧ください。

本を買うと無料ではなくなってしまいますが・・・

室長
室長

もう1つご紹介!

Scratchを家庭で学習するときにおすすめのタブレットを紹介する記事を書きました。

これからタブレットの購入をお考えのお母さん、ぜひお読みください!

室長
室長

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