このタイトルに
なぜか惹かれたあなたへ。
自己実現は夢ではありません!
Mr.都市伝説 関暁夫さんと語り合う著者の小宮山さんです。(東洋経済ONLINE)
さて、いきなりですが、要約・まとめから始めます!
「レア力で生きる」の要約・まとめ
「レア力で生きる」の要点・まとめを、次の3つのポイントをとおしてご紹介します。
「レア力」とは?
レア力とは、文字通り、「rare(きわめて希なこと、希少なこと)」な能力を意味します。それは、他の誰の真似でもない自分だけの「好き」を追求しながら、競争のない領域で生きていく力です。
出典:『レア力で生きる」P6より
著者の「レア力」の原点は
命の危険すら感じながらの生活という、レアな家庭環境そのもの。
その苦しい体験を「学び」として生かしたこと
それこそが「レア力」の原点なのです。
著者のプロフィールの抜粋に目を通してみてください。
目をとじて想像を膨らませるだけでも
その「レア」さ
そしてそれを「力」として活動している様子が、ひしひしと伝わってきませんか?
自己実現への近道「レア力」の鍛え方
自分はマジョリティとは違うと感じている。ネガティブな経験を乗り越えたい。マジョリティでは発揮できない才能や技術を生かしたい。好きなことを追求してブルーオーシャンを目指したい。
出典:『レア力で生きる』P8より
そういった「個」としての思考、才能、経験を持ち、人と自分の違いを認め高めていく行動をとることを、本書では、「レア力を鍛える」と定義づけたいと思います。
自分自身をあえて日常とはかけ離れた環境に置くことから始まる「レア力」の鍛え方。
そのレア力の鍛え方こそが、本書の中心的な内容です。
各章のタイトルをご覧ください。
この5つの章の中で 「39 もの鍛え方」が紹介されています。
特に ② ” Who am I ? ” 自分の個性に向きあう は重要。
自分自身を認識することは、全ての始まりかもしれませんね。
この中で「リバー・オブ・ライフ」という手法を紹介しています。
自分の人生を振り返り、自分が受けてきた様々な影響を可視化するというもの。
この「リバー・オブ・ライフ」を描くことで、ポジティブな感情とともに、ネガティブな感情とも向き合います。
過去のネガティブな経験が、大きなモチベーションになっていることがわかったと著者は語っています。
すでに自分の「レア力」に気づいている人にとっても、新たな「レア力」を鍛えるための扉が見つかるはずです。
こうして「レア力」を鍛えることこそが、自己実現への近道なのです。
レア力で生きる → 自己実現
様々な取り組みをとおして獲得した「レア力」。
その「レア力」をどう活かしながら生きていくのか?
そのヒントが39番目に書かれている「掛け算する」。
掛け算で「レア力」を高めることは、ブルーオシャンに漕ぎ出し、「レア力」で生きていくための大切な方法なのです。
そして、自分が望む 自己実現 を果たすのです。
『レア力で生きる』の書評
続いて、私自身の『レア力で生きる』の書評をご紹介します。
自分の中にある「レア力」の種
「自分は特別な存在ではない」
「どこにでもいるありきたりの人間」
そんな思いこみから抜け出すきっかけをくれるのがこの本のいいところ。
どんなに時代が変わっても、自分の「好き」や「やりたいこと」のブレない軸を持っていれば、次の一歩を踏み出す時の迷いがなくなります。
出典:『レア力で生きる』P85より
と断言しているところが、私に勇気をくれました。
自分の「好き」や「やりたいこと」のブレない軸を探すことは、自分の人生を再考するとこの大きな力になることでしょう。
「レア力」は鍛えることができる
本書の各章のタイトルは、すべて「レア力の鍛え方」。
そうなんです、「レア力」は鍛えられるのです。
自分は「レア力」は特別な人だけが持っている力なのかと、思い込んでいました。
もう若者ではないけど、今からでもできることはあるはず。
そのできることに出会い、ワクワクできるのも本書の魅力です。
「自分にブレーキをかけてるのは、自分」
「できるか、できないか」ではなく「するか、しないか」
著者の言葉に、胸が熱くなるのを感じます。
著者の行動、発言、生き方を見つめる
最近、本を読むときに思うことは、書かれている内容以上に著者のことです。
この本を書いた人は、
どんな人物で
何を考え
日々どんな行動をとっているのか?
活字の向こう側にいる、生身の人間のことが気になります。
著者である小宮山さんの日々の活動や発言に注目することは
自分の「レア力」を鍛える上で、最高のお手本だなと感じています。
『レア力で生きる』の基本情報
『レア力で生きる』の基本情報をご紹介します。
書名:レア力(りょく)で生きる
「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣
著者:小宮山利恵子
出版日:2019年7月18日(初版発行)
出版社:株式会社KADOKAWA
著者の小宮山利恵子氏のプロフィールは、こちらです。
小宮山利恵子(こみやま・りえこ)スタディサプリ教育AI研究所所長。国立大学法人東京学芸大学大学院准教授(教育AIプログラム)。1977年、東京生まれ。早稲田大学大学院終了。国会議員秘書になるが、ひとり親家庭で育った環境から「すべての子ども達に教育の機会を」という想いを胸に、教育領域に従事していくと決心する。議員秘書退職後、結婚・出産。転職活動に四苦八苦する。諦めかけていたところ、(株)ベネッセコーポレーションの福武總一郎会長(当時)の秘書の職を得る。「教育とは何か」「教育事業とは何か」について学ぶ 。その後、子ども達を魅了するゲームと教育の関係に関心をもち、グリー(株)に入社。副業で「東洋経済オンライン」ライターとして取材中に(株)リクルートマーケティングパートナーズで、オンライン教育アプリ「スタディサプリ」を立ち上げた山口文洋社長(当時)に出会う。「スラディサプリ」のビジョンとミッションに共感し2015年入社。同年12月より現職。2018年、米国国務省IVLP終了。共著に「新時代の学び戦略」がある。
出典:レア力で生きる
本書の構成は次のとおり!
じゃあどうする? まとめ
あらゆるものが多様化している現代。
選択肢は増え続け、変化の振れ幅も大きくなるばかりです。
そんな不確定な世の中で
自分を見つめなおし
「変わりたい!」と思ったあなた
その「一歩」を踏み出すきっかけになるのが本書の魅力です。
変わりたい!と思っているあなたには必読の本です。
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