『子どもが素直に動き出す じゃあどうする?』書籍紹介 

子どもが素直に動き出す 図書室(書評など)
suzuki hiro
ひろ室長

株式会社まんがびとの平田学さんより、執筆のお誘いをいただき、生まれて初めて書いた本です。

この本は【動き出せる本シリーズ】として発刊されているため、どの内容も短めで、すぐに行動に移せるように書かれているのが一番の特徴です。

思うように子どもが行動してくれない!という子育て中のパパやママに向けて書いてみました。

この本に出てくる声かけは、私自身の子育てや29年間の教師生活での経験を元に書いています。

時々、脳科学からのエビデンスなども交えていますが、基本的には目の前にいる子どもたちとのやりとりの中から感じてきたことが中心です。

子どもたちが朝起きてから寝るまでの1日の行動に合わせて、16の場面を設定して書いています。

ぜひ、読んでいただき、即ためしてみていただきたいなと願っています。

『子どもが素直に動き出す じゃあどうする?』概要

子どもが素直に動き出す

アマゾンに掲載されている説明文を引用しますね。

【書籍説明】
子どもだって言葉に動かされる「思いどおりに子どもが動いてくれない」「何度言っても、言うことを聞いてくれない」来る日も来る日も子どもとのバトルではお互いに精神を消耗してしまいますよね。
そんな子育て中のお母さん、お父さんに耳よりな話。それは、子どもに語りかける言葉をちょっと変えるだけで、驚くほど子どもが素直に行動してくれるというものです。

本書で、それをしっかりと教えます。

例えば
「机の上、片付けなさい、何度言ったらわかるの、今日やらなかったら許さないからね」
と言われたらどんな気分になりますか?

素直に片付ける気分にはなれないですよね。

それは何故なのでしょう?このセリフには、やる気にさせない言葉が三つも含まれているからです。

1 「片付けなさい」という命令の言葉
2 「何度言ったらわかるの」という人格を否定する言葉
3 「許さないからね」という脅迫の言葉

さすがに素直に「はいわかりました」という気持ちにはなれませんよね。

じゃあどうする? 

1 命令ではなく、行動を促す言葉
「ねえ、やってみようよ」

2 子どもの人格を大切にする言葉
「あなたなら上手にできそう」

3 相手への思いやりのある言葉
「片付けると勉強がはかどるらしいよ」

に置き換えてみたらどうでしょう。つなげてみると、

「机の上、片付けると勉強がはかどるらしいよ、あなたなら上手にできそう、ねえ、やってみようよ」

本書ではみなさんの育児の悩みを元に、私自身の子育ての経験、二九年間の小学校の教師としての経験、そのなかで関わった子育てのベテランお母さんたちに伺ったお話などを交えながら、親も子どもも気持ちよく過ごせるような声かけを紹介しています。

子どもが朝起きるところから、寝るまでを16の場面に分けて、その場面ごとに「ダメな声かけ」と「いい声かけ」の例を挙げてあります。

そして、それぞれの声かけがどうして悪かったり良かったりするのかといった理由を説明し、さらに「じゃあどうする?」と場面ごとのまとめをしています。

ご紹介した「いい声かけ」はどれも実際に効果のあるものばかりです。ぜひ、本書を読みながらすぐに使って試してみてください。驚くほど子どもが素直に動いてくれますよ。

引用元:アマゾン

『子どもが素直に動き出す じゃあどうする?』内容紹介

子どもが素直に動き出す

まずは目次からご紹介します。

目次

第1章「起床・朝食・学校の支度」のときの声かけ
1 朝、起こすときの声かけ
2 朝食のときの声かけ
3 学校の支度をするときの声かけ

第2章「登校・帰宅」のときの声かけ
1 登校するときの声かけ
2 学校から帰ってきたときの声かけ

第3章「勉強・宿題」についての声かけ
1 学校の勉強についての声かけ
2 宿題をさせるときの声かけ
3 自主学習をやらせるときの声かけ

第4章「塾・習い事・学童」についての声かけ
1 塾の勉強についての声かけ
2 習い事についての声かけ
3 学童に迎えに行ったときの声かけ

第5章「テレビ・ゲーム」についての声かけ
1 テレビについての声かけ
2 ゲームについての声かけ
3 スマホに夢中になっているときの声かけ

第6章「食事・お風呂・就寝」のときの声かけ
1 夕食のときの声かけ
2 お風呂の時間の声かけ
3 寝かせつけるときの声かけ

第4章「塾・習い事・学童」についての声かけ

第4章の中から1つ本文をご紹介したいと思います。

 習い事についての声かけ

<ダメな声かけ>
「〇〇ちゃんみたいに、ミスしないように、もっと練習しないとダメじゃない!」

<いい声かけ>
「今日は、最後までしっかりと弾けてすばらしかたよ。ミスしたところは、もう一度練習してみようね」

友達と比較されてしまうのは辛いですよね。子どもだって友達と比べて自分なりに下手なんだとか、上手なんだなと感じているものです。でも本当の基準は友達の出来具合ではないですよね。ライバルとして切磋琢磨することは大切ですが、友達と比較して親が優劣をつけてしまうことは、子どもの習い事にとってプラスにはなりません。

本当の基準は、どんな姿を目標にしていて、その目標に対して今どんな状態なのか?ということだと思います。そんな喜寿yんをしっかりと親子で持っていると、自然と声かけが変わってきます。友達との比較は少なくなり、必要のないプレッシャーを子どもは感じなくなります。

いい声かけでは、「最後までしっかりと弾けてすばらしかったよ」とよくできたこと、進歩したことを認めてあげています。そして、ミスをしてしまったことについては、「もう一度練習してみようね」と、つ日の課題として前向きに捉えていますよね。目指すのは自分がなりたい姿です。その姿にどうやってたどり着くのか、そのイメージを親子でしっかりと持ちながら励ましてあげることが大切です。目標をはっきりと意識していると自然と声かけも変わってくるものです。

また、習い事にいく前には、その日の「めあて」を持てるような声かけも効果があります。例えば「今日は前回よりも1秒タイムを縮めようね!」とか「今日は最後まで止まらずに演奏できるといいね」などなど。習い事をとおして子ども自身がはっきりと成長を感じるためにも、まずはその目標を決めましょう。そして終わってから振り返り、次回への課題を明確にすること。そのサイクルをしっかりと積み上げることで、子どもも親も習い事での成長を実感することができます。

じゃあどうする?
「友達との比較はしない」このことはまず大切にしてほしいと思います。そのためにもその習い事をとおして子どもがどんな姿になってほしいのか、そのイメージを親子でしっかりともちましょう。
そのイメージをもっていると、自然と子どもへの声かけが変わってきます。その子自身の成長をほめ、喜び合えるようになるものです。


このように

・ダメな声かけ
・いい声かけ
・解説
・じゃあどうする?


という流れでそれぞれの場面が構成されています。

また、本文の途中に12ほど、コラムを入れてあります。

このコラムでは、私が教員生活のなかで体験したことや、保護者の方から伺った話など、ちょっとしたエピソードを織り交ぜているのでお楽しみに。

『子どもが素直に動き出す じゃあどうする?』著者自己紹介

じゃあどうする?

今回は私自身の著書の紹介なので、あらためて自己紹介をさせていただきます。

本の中のプロフィールから

すずき ひろ
元公立小学校校長
大学を卒業して総合商社に2年間勤務したのち、教育に目覚め通信教育によって教員免許を取得し教員に。その後、海外の日本人学校での勤務を経験しつつ最後は公立の小学校の校長として3年間勤務し、29年間の教師人生をひとまず終了。
現在は、ブログやツイッターにて子育てなどについて思いを綴っています。

さらに詳しいプロフィールは こちらから。

『子どもが素直に動き出す じゃあどうする?』読者の皆さんへのお願い

ひろ室長
ひろ室長

この本を読んでくださった方々、そして、読んでみようかなと思ってくださった方々へのお願いが3つあります。

①いいなと思った声かけは即実行!
②この本をきっかけに声かけを大切に!
③素敵な声かけの積み重ねを!

①いいなと思った声かけは即実行!

この本は【MB動き出せる本シリーズ】というシリーズものの1つとして、株式会社まんがびとより出版していただきました。

「動きだせる」というコンセプトを大切にするためにも、理屈は少なめにして、直感的にわかっていただけるように書いたつもりです。

ですので、ぜひ、読んでいただき「いいな」「なるほど」と思えるような声かけがありましたら、ぜひすぐに実践してみてほしいのです。

②この本をきっかけに声かけを大切に!

この本でご紹介した声かけで、即効果がでることもあるし、そうでないこともあると思います。

子どもの性格や家庭の様子によっても、効果が違ってくることでしょう。

でも、この本をきっかけに「声かけ」の大切さが伝わったらいいなと思っています。

ぜひ、各家庭ごとに素敵な声かけを工夫していただき、素敵な親子関係を築き上げてくだささい。

③素敵な声かけの積み重ねを!

いいなと思った声かけがあったらすぐに実践してほしいと思うのですが、そのときだけで終わらずに、継続していただきたいなと思います。

いい言葉は、必ず子どもたちのいい人生を築いてくれると信じています。

日々の家族の声かけをよりいいものにして、それをずっと継続していくことで、子どもたちが大人になって、パパやママになったときに素敵な言葉の飛び交う家庭をつくってくれたらいいなと思います。

気の長い話にはなりますが、積み重ねの効果はとても大きなものだと思います。

じゃあどうする? まとめ

今回の記事では、自分の書籍の紹介をさせていただきました。

生まれて初めての出版なので、いまだにドキドキしているのですが、少しでも自分が経験してきたことが、子育て中のパパやママのお役にたてたら幸いです。

2冊目、3冊目と挑戦していきたいなとも思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。

また、この本についてのご意見などもお待ちしています。レビューなども書いていただけたら最高です。

合わせてご紹介!

実は、この本を出版してからKindleでの出版に興味を持ち、どうしたら自力で出版できるのかな?

なんて思っていたところ、Kindle本を初めて出版するためのノウハウをわかりやすくまとめた本に出会いました。

タイトルは『ネットビジネス初心者が はじめてのKindle出版で 印税収入を得る方法』という本です。

著者は あきらさん。

こちらはあきらさんのブログです。

そしてあきらさんのツイッター

この書籍の目的を引用しますね。

本書の目的は
◇ネットビジネス初心者が
◇在宅副業(PC1台)
◇低コスト(3000円以内)
◇最短(1ヶ月以内)
での収益化を目指し【電子書籍を出版して印税を手に入れるため】のノウハウです。

引用元:『ネットビジネス初心者が はじめてのKindle出版で 印税収入を得る方法』(アマゾン)

この本を読んでみたら、なんだか自分にもできそう!と勇気が湧いてきました。

もし、Kindle本の出版に興味のある方がいらっしゃいましたらおすすめします。

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