『もしものせかい』ヨシタケシンスケ作を試し読み風に内容や感想をご紹介!

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第13回MOE絵本屋さん大賞2020で見事、第10位を獲得した、ヨシタケシンスケさんの絵本『もしものせかい』を試し読み風にご紹介します。

『もしものせかい』【試し読み風に内容を紹介】

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

「もしも あれがうまくいってたら」

と始まる物語。

「もしも・・」

に続く言葉は人によってたくさんありますよね。

「もしも、あの大学に入っていたら」

「もしも、あの人と結婚していたら」

などなど

そんな、もしもの世界の物語。

始まりは、寝入っている男の子と、窓際におかれたロボットのおもちゃ。

そのおもちゃを猫がくわえていってしまったのです。

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

ロボットはもしもの世界に行くことになったことを男の子に伝えています。

そして、「もしもの世界」と「いつもの世界」の説明。

もしものせかいは
てで さわることはできないけれど
きみのなかに ちゃんとある

もうひとつのみらいとして
いつまでも きみといっしょにいる。

出典:『もしものせかい』(amazon)
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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

もしもの世界が大きい人は、いつもの世界も大きく膨らませることができるはず。

もしもの世界といつもの世界。

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

さてさて、朝目覚めた男の子は、どんなことを思っているのかな。

『もしものせかい』【感想】

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

感想を短く3つ!

①大切な人とお別れした子どもに読んで聞かせたい
②過去の自分の判断に後悔している大人に読んでほしい
③何度も読みたい

①大切な人とお別れした子どもに読んで聞かせたい

子どもにとって、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんとのお別れはつきもの。

そんな悲しい思いをした子どもに読み聞かせてあげたくなる本です。

大切な人や大切なものたちは、どこかへ行ってしまうのではなくて、自分の大切な「もしものせかい」で楽しく暮らしているんだってことを伝えたくなります。

②過去の自分の判断に後悔している大人に読んでほしい

「もし、大学受験で本気になってたら」
「もし、○○商事じゃなくて、□□電機に就職してたら」
「もし、あの人と結婚してたらな」

そんな感じで後悔したことはありませんか?

後悔までいかなくても、「もし・・」と想像してしまうことってありますよね。

この『もしものせかい』を読むと、自分の「もしものせかい」が愛おしくなってきます。

後悔ではなく、宝物のように。

③何度も読みたい

一度読んで、「なるほど」と納得しておしまい!

という本ではありません。

ちょっと元気がないとき

癒されたいとき

そんなときはいつでもページをめくってください。

そのためにも、この本はぜひ机の上の手の届くところに置いておくといいですね。

『もしものせかい』【本の概要】

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

作品名:『もしものせかい』
作者:ヨシタケシンスケ
発行所:株式会社赤ちゃんとママ社
発行日:2020年2月27日

『もしものせかい』【作者について】

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画像出典:『もしものせかい』(amazon)

第13回MOE絵本屋さん大賞では、なんとヨシタケシンスケさんの作品が、4つも入賞しています。

せっかくなので紹介しますね。

第13回MOE絵本屋さん大賞2020
1位:『あつかったら ぬげばいい』(紹介記事へのリンク)
7位:『ねぐせのしくみ』
8位:『わたしのわごむはわたさない』
10位:『もしものせかい』

それでは、ヨシタケシンスケさんの経歴をご紹介します。

ヨシタケシンスケ
絵本作家・イラストレーター。
1973年神奈川県生まれ。
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース終了。
イラスト集『しかもフタが無い』(PARCO出版)や
絵本『りんごかもしれない』(PHP研究所)、
『なつみはなんにでもなれる』(PHP研究所)、
イラストエッセイに『あるかしら書店』(ポプラ社)、
『よちよち父』(赤ちゃんとママ社)など
様々なジャンルで多数の著作がある。2児の父。

出典:『もしものせかい』(amazon)

じゃあどうする? まとめ

『もしものせかい』が10位に入賞した「MOE絵本屋さん大賞」というのは、絵本の月刊誌「MOE」(白泉社)が全国の書店の児童書売り場の担当者3000人にアンケートを実施して、新刊の絵本ベスト30を決める絵本ランキングです。

そのランキングで毎年のように優勝したり、入賞したりしているヨシタケさんのファンは、子どもから大人まで本当にたくさんいるんだなとつくづく思ってしまいます。

この記事を読んで下さった方のなかから、ヨシタケファンが一人でも多く増えていくといいなと思います。

ぜひ、手にとって読んで、おもいっきり癒されてくださいね。

第13回MOE絵本屋さん大賞の第1位になった作品はこちら!

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