「笑う門には福来たる」というわけで
今回お届けする話題は
「笑顔大作戦」です!
今回は、たくあんある笑顔の効果の中から、
「お母さんに大切にしてほしい笑顔」について
「笑顔大作戦」と名付けてご紹介します。
【笑顔大作戦】お母さんの笑顔は子どもを幸せにする
笑顔大作戦は次の5つの作戦からできています!
我が家はできてます!とおっしゃる方もよかったら、確認の意味でお付き合いください。
それでは、1つずつ説明していきます。
作戦1 笑顔で「おはよう」
昨日のバトルは忘れましょう!
まずは笑顔で「おはよう」から
起きるのをぐずっていても
学校に行くのをぐずっていても
それでも笑顔で「おはよう」を言いましょう!
子どもを起こすときには、ちょっとしたコツがあります。
それは
「起きなさい」ではなく、話しかけること。
「○○ちゃん、今日の給食、どんなメニューだっけ?」
「来週の遠足のグループ決まった?」
などなど。
子どもの横に座り、子どもが答えやすい話で会話をするのです。
そうすると、少しずつ目が覚めてきて、「早く起きなさい!」よりは気持ちよく目覚めさせることができます。
ちょっとだけ根気がいりますが・・・
でも、大声で叫ぶよりは、お互いに気持ちがいいですよね。
作戦2 笑顔で 小言はぐっと我慢!
「昨日遅くまでゲームなんてやってるから起きられないのよ」
「宿題やってないじゃない」
「荷物の用意してあるの?」
などなど、次々と言いたいことはたくさんありますよね。
でも、おかあさん、朝の小言は厳禁
ぐっと我慢!
もし言ってしまっても、笑顔で「行ってらっしゃい」。
子どもの顔はふれてくされていても大丈夫。
笑顔は心に届いてます。
とにかく元気で帰ってくれることを笑顔で祈りましょう。
作戦3 クラスに伝染! お母さんの笑顔
朝一番のお母さんの笑顔は、必ず子どもの気持ちを明るくします。
そして、
子どもに伝染した笑顔は
必ず
学校で友達に伝染します!
お母さんの笑顔で、子どもの周りがみんな笑顔に包まれるなんて最高だと思いませんか?
あくびと同じように、笑顔も伝染するのです。
これは、脳の中のミラーニューロンの働きだそうです。
作戦4 笑顔で「おかえり」
そして、家に帰ってきたら、笑顔で「おかえり」。
子どもが元気に帰ってきてくれただけでも、幸せなこと。
その気持ちを素直に込めて「おかえり」。
そして
大切なのが最初の質問!
「今日、学校で一番楽しかったのはどんなこと?」
「今日、給食で美味しかったおかずはなに?」
質問のコツは、答えが必ずプラスの言葉になるようにすること。
もし、逆はどうですか?
「今日、学校で一番嫌だったことは何?」
一生懸命、嫌なことを思い出させるところからスタートでは、寂しいですよね。
もちろん、苦労したことや悩みも聞いてあげる必要があります。
でも、せめて、最初の質問は、明るくいきましょう。
「質問の質は、人生の質を変える」という言葉があるくらい質問のしかたは大切なのですね。
作戦5 笑顔で「おやすみ」
宿題のこと、テレビのこと、ゲームのこと、後片付けのこと一通りの小言が終わったら、最後の締めくくりは笑顔で「おやすみ」。
そっとおでこを撫でながら、優しい笑顔で「おやすみ」って言えたら、今日も完璧です!
【コラム:室長より】
そうそう、笑顔はタダなんです。以前マクドナルドのメニューに「スマイル0円」と書かれていましたね。残念ながら今はなくなってしまったそうですが。
笑顔の効果はこんなにたくさん!
笑顔にはたくさんの効果があります。
その中から10の効果を選んでみました。
笑顔の効果 10選
① ストレス解消
② 幸福感アップ
③ 睡眠の質アップ
④ やる気アップ
⑤ 免疫力アップ
⑥ 記憶力アップ
⑦ アンチエイジング効果
⑧ 場を明るくする効果
⑨ コミュニケーション力アップ
⑩ できる人に見える
こんなにたくさんの効果がどうして起こるのか、その根拠を簡単にご説明します。
笑顔によって起こる体内の変化(笑顔の効果の根拠)
こんなにたくさんの効果はどうして起こるのかな?
笑顔になったときに、体の中で起きていることをご紹介します。
脳内の変化
<ドーパミンの増加>
ドーパミンは「やる気のもと」、などといわれている脳内物質で、実際に何か行動を起こしたときや、好きな音楽を聞いたときなどにも分泌されます。
<エンドルフィンの増加>
エンドルフィンは、多幸感をもたらし「脳内麻薬」とも呼ばれ、鎮痛作用はモルヒネの6.5倍の効果があるとされています。ランナーズハイはエンドルフィンの分泌によるともいわれています。
<セロトニンの増加>
セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれ、睡眠や体温調節にも関与しています。体内のセロトニンの90%は消化管の粘膜に存在しているのも特徴の1つですね。
女性ホルモンの増加
女性ホルモンは脳からの命令で、卵巣から分泌されます。女性らしさを作るホルモンとして、乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係しています。
ミラーニューロンの働き
ミラーニューロンとは脳内にある神経細胞のひとつで、他の人がやっていることを見たときに、あたかも自分もやっているかのように反応してしまう神経細胞です。
例えばスポーツなどで、上手な人の動きを参考にして練習したときに効果が出るのも同じ理屈です。相手の動作を細かく観察することで、脳内では自分が相手の動きをしているときと同じように細胞が活性化するのです。
ナチュラルキラー細胞の活性化
ナチュラルキラー細胞は、リンパ球の一部で全身を巡りながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃してくれます。人が生まれながらに持っている、体の防衛機構である自然免疫に重要な役割をはたしています。
副交感神経が優位になる
副交感神経が優位になると、血管が緩んで血圧が低下し、心身もリラックスした穏やかな状態になります。
じゃあどうする? まとめ
子どもを幸せにしたい!
じゃあどうする?
「笑顔大作戦」できまり!
子どもはお母さんの笑顔が大好きです。
そんな大好きなお母さんが朝から笑顔でいてくれたら、子どもが幸せになるのは当然ですよね。
お母さんの笑顔を増やすためには、お母さんが自分の時間を創ることが大切。
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コメント
こんにちは!
やはりママの笑顔が一番ですよね。
ママとして、私自身とても反省しました。
私も笑顔、頑張ります。
素敵な記事、ありがとうございました!
ユートピアさん
コメントありがとうございます。
学校で出会った子どもたちの笑顔は本当に素敵でした。
でも、子どもたちの笑顔の元はお母さんの笑顔だったのです。
忙しい毎日のなかで、笑顔ばかりではいられないけど、
子どもたちのためにも、私たち大人が笑顔でいたいですね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
室長