子育ては悩みがつきものですよね。一つ解決するとまた一つ。
そんな子育てのよくある悩みごとランキングTop5について、その解決方法をお伝えします。
きっとあなたに合った解決方法が見つかるはずです。
【子育ての悩みごと】ランキング TOP5
① 子どもの将来が不安
② 子どもの叱り方がわからない
③ 兄弟姉妹を平等に扱えない
④ 毎日がイライラの連続
⑤ 自分の時間がもてない
さっそく、一つひとつ解決方法をみていきましょう。
【子育ての悩み】ランキング Top1 子どもの将来が不安
子どもの将来が不安という悩みを解決するためには、子どもの将来を明るく輝かせるような取り組みが効果的です。
そのポイントを3つご紹介します。
3つのポイントとは
① 2つの視点で子どもを育てる
② 自己有用感を育てる2つの言葉
③ 人生の選択肢をプレゼント!
① 2つの視点で子どもを育てる
2つの視点とは
「今」と「将来」
この2つは地図でいえば
「出発点」と「目的地」
将来のことについて、子どもの年齢に合わせて親子で語り合い、そのために今何をしたらいいのか、一緒に考えてみてください。
子どもたちもゴールをイメージできると、今やることに力が入ります。
② 自己有用感を育てる2つの言葉
子どもの人格形成において自己有用感を高めることはとても大切です。そして、その自己有用感は、家庭生活の中で芽生え始めるといわれています。
この自己有用感を家庭で高めるための2つの言葉があります。
それは
「ありがとう」と「あなたのおかげよ」
③ 人生の選択肢をプレゼント
子どもたちが大人になったとき、人生の選択肢をたくさん持っているとワクワクしますよね。
そのために今できることは
「たくさん勉強する」「たくさん体験する」
そうなんです、毎日、学校で当たり前のようにやっていることを、どれだけ真剣に一生懸命にやるか、それが人生の選択肢を増やすコツなのです。
【子育ての悩み】ランキング Top2 子どもの叱り方がわからない
子どもの叱り方って本当にむずかしいものですよね。
力ずくでおさえていると、反抗期になったらもう大変!
そうならないために、子どもの心に伝わる4つの叱り方をご紹介します。
子どもの心に伝わる4つの叱り方
① 子どもの人格を大切に
② ポイントを3つに絞る
③ 短い言葉で
④ 理由を説明
① 子どもの人格を大切に
子どもを叱るときには、子どもの人格を否定しないことが一番大切です。
「あたなは、意地悪ね」といわれたらどう感じますか?
自分という人間=意地悪な人間と感じてしまいますよね。
だから、意地悪だったとしたら、「あたなのしたことは、意地悪なことなのよ」と、やってしまった行動に目を向けるようにして、叱るといいのです。
「あなたのことが嫌なのではない、あなたのしたことが嫌なの」という気持ちで叱ることがポイントです。
② ポイントを3つに絞る
叱る基準は
・生命に関わる危険につながるとき
・人に迷惑をかけたとき
・家庭や社会のルールを破ったとき
この3つに絞るといいですね。
他のことは、多少大目に見るとママにも子どもにも気持ちの余裕が生まれます。
③ 短い言葉で
子どもを叱るときには、とにかく短い言葉でわかりやすく指摘するのがポイントです。
くどくどと繰り返すように叱るのは逆効果です。
いつまでも引きずってしまうと、親子ともにエネルギーを消耗してしまいます。
④ 理由を説明
なぜ叱ったのか、子どもにわかる言葉でその理由を説明してあげましょう。
子どもの成長に合わせて、しっかりと理由を説明してあげると、子どもなりに理解してくれるものです。
「いいから黙っていうことを聞きなさい!」では、同じ過ちを繰り返すことになります。
【子育ての悩み】ランキング Top3 兄弟姉妹を平等に扱えない
兄弟姉妹の叱り方も、なかなか手強いもの。
まずは、「平等=同じ叱り方」ではないということを頭の片すみに置いておくといいと思います。
それでは、兄弟姉妹の育て方について、4つの処方箋をご紹介します。
4つの処方箋
① 下の子には手をかけ、上の子には心をかける
② 平等に与えるものは愛情の量
③ 迷ったら上の子を優先
④ 兄弟喧嘩のジャッジは避ける
① 下の子には手をかけ、上の子には心をかける
下の子どもが小さければ手がかかります。兄弟平等にと思っても、お兄ちゃんお姉ちゃんには同じように手をかけてあげることはできませんよね。
だからこそ、その分、心をかけてあげましょう。
「心をかける」とは「心を留める、注意する」ということです。
「自分のことを自分でできるようになったんだね、ママ嬉しいな」などと、言葉をかけて励まし、気にしているよというメッセージを送り続けるのです。
② 平等に与えるものは愛情の量
年齢、性格、性別も違う兄弟、その2人を全く同じように扱うことは無理ですよね。
大切なのは、愛情の量を等しくしてあげることです。
③ 迷ったら上の子を優先
兄弟姉妹、それぞれへの関わりで迷うことがあったら、まずは上の子どもを優先してあげましょう。
「お兄ちゃんだから」と後回しにするのではなく、先に対応してあげるのが大切なポイントです。
④ 兄弟喧嘩のジャッジは避ける
兄弟がいれば喧嘩はつきものです。でも、どちらが「いい、悪い」の判断をママがしてしまうのは避けた方がいいです。
基本的にはママが仲裁役になり、本人たちに考えさせ、本人たちに解決させるのがベスト。
自分たちで解決できた!という満足感を持たせ、2人の成長につなげましょう。
【子育ての悩み】ランキング Top4 毎日がイライラの連続
どんなに子どもが可愛くても、子育てにイライラはつきものです。
そこで、忙しい子育てママのイライラ解消法を5つご紹介します。
5つのイライラ解消法
① イライラ募金
② ご褒美は自分に
③ 100回のありがとう
④ 無理やり笑顔
⑤ アンアガーマネジメント
① イライラ募金
イライラしたら、そのイライライに自分で値段をつけて、コンビニの募金箱にチャリ〜んと入れましょう。
イライラの値段は、1円から500円まで。
自分のイライラに値段をつけることで、自分の感情から一歩離れ、冷静にみている間に、イライラのピークをうまくかわすことができるのです。
しばらく続けて、慣れてくると、イライラする前に冷静になることができます。
本当に効き目のある方法ですよ!
② ご褒美は自分に
イライラしたときに、自分にご褒美をプレゼントするのが効果的。
・買い物
・とっておきのスィーツ
・友人との時間 などなど
普段からイライラしたときの自分へのご褒美をリストにしておいてもいいですね。
③ 100回のありがとう
イライラの最中には難しいのですが、ひと段落して子どもが寝入ったときなどに、子どもの寝顔をみながら、「ありがとう」を100回つぶやいてみてください。
とにかく100回。
その効果は、実際に試して感じてみてくださいね。
④ 無理やり笑顔
作り笑顔でも、脳は嬉しいことがあったのだと勘違いするようにできています。
イライラしたとき、ほんの少しでいいから口角をあげてみてください。その瞬間、体の緊張がほぐれ、少しだけリラックスすることができます。
人は、笑顔をつくりながら怒ることはできないのだそうです。
⑤ アンアガーマネジメント
アンガーマネジメントは、自分の怒りをコントロールするスキルのことです。イライラも怒りの感情の一部なので、このスキルで抑えることができます。
その方法は3つ。
●6秒ルール
人の怒りは6秒間でピークをむかえると言われています。勝負はその6秒間。ゆっくりと深呼吸をするだけでも、イライラのピークをやり過ごすことができます。
●「べき」をやめる
「○○すべき」と自分でハードルを設定してしまうと、うまく跳べなかったときにイライラしてしまうもの。自分自身で厳しすぎるルールをつくらないことも、イライラを防ぐためには大切です。
●イライラする以外の方法をさぐる
自分の思いどおりにいかないときに、人はイライラしてしまうものです。イライラしないで、思いを実現させる方法はないのかな?と考えてみることも大切です。
例えば、「洗濯は朝のうちに済ませないとダメ!」と自分でルールを作ってしまわずに、「夜のうちにすすぎまで済ませておこう」とか、「いざとなったらランドリーで終わらせちゃえ!」と、イライラしないで済む方法をさぐるのもいい方法です。
自分で決めたルールを見直すと、結構、イライラしないで済むものです。
【子育ての悩み】ランキング Top5 自分の時間がもてない
毎日の忙しい子育てでは、特にママ自身の時間がほとんどないのが現状ではないでしょうか?
そこで、忙しい子育てママの魔法の時間術をご紹介します。
その手順は3つのステップで完結!
魔法の時間管理術3ステップ
ステップ1 時間割チェック!
ステップ2 自分を予約する!
ステップ3 家事はスキマ時間に!
ステップ1 時間割チェック!
まず、自分はどんな一日をどんなふうに時間を使っているのか、目に見えるような形で確認しましょう。
簡単な1日の流れを紙に書き出してみるといいです。
スケジュール帳を使っている方は、1日だけでいいから自分の時間の過ごし方を細かく記録してみましょう。
ステップ2 自分を予約する!
自分の1日を記録してみると、よくあるのが家事にまとまった時間を使い、その隙間にほんの少しずつ本を読んだりする自分の時間を入れているケースです。
ここでは、その発想を逆転させ、まず、スケジュールの中にまとまった自分の時間を確保します。
そのことをここでは、「自分を予約する!」と呼びます。
ステップ3 家事はスキマ時間に!
自分を予約したら、残りのスキマ時間に家事を入れていきます。
家事はもともと、とても細かく分かれた作業です。スキマをうめるのにはぴったり。
「自分を予約する!」ことができたら、その時間をもっと大きくするための家事の工夫について、この記事では、5つご紹介しています。こちらもぜひ合わせてお読みください。
じゃあどうする? まとめ
今回は、たくさんある子育てママの悩みごとから代表的なものを5つ選んで、その解決方法をご紹介しました。
このブログでは、子育てに役立つ様々な情報をこれからも発信していきますので、お楽しみに!ツイッターでも、子育てに役立つ小さなヒントを毎日お送りしています。
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