日本人は自己肯定感が低いって聞いたのだけど、本当なのかな?どうしたら高められるのかしら?
自己肯定感とは、自分のこと全てを「ありのまま」受け入れ、尊重する感覚といわれています。
そして、日本人はこの「自己肯定感」が低いともいわれています。
この記事では、大人にとっても、子どもにとっても大切な「自己肯定感」を高めるための書籍を選りすぐって7冊ご紹介します。
自己肯定感を高める本7選
『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ』
本書の特徴
●事例がとても豊富で、全部で52の事例が掲載されている
●各章には「あなたの口ぐせワークシート」が付いていて、自分の口ぐせをチェックできる
【著者】
白崎 あゆみ
マザーズコーチングスクール認定トレーナー
【発売日】
2020年8月26日
【主な内容】
「悪魔の口ぐせ」とは、子どもの心に悪影響を及ぼしてしまう声かけ。そして「天使の口ぐせ」とは積極的に子どもにかけたい言葉です。
日頃の生活のなかでつい口にしてしまう「悪魔の口ぐせ」がなぜいけないのか、そしてどのように言い換えたらいいのか、コーチングの視点からわかりやすく説明してくれています。
読者のターゲットは
・子育て中のパパとママ
・孫のいるおじいちゃん
・おばあちゃん
・学校の先生などの教育関係者のみさなん
『お母さんの自己肯定感を高める本』
本書の特徴
●お母さんの自己肯定感を高めるための具体的なワークが14ほど用意されている
●それぞれのワークはすぐに書き込めるようになっているので、本書とペンがあればすぐに取り組めるところが便利
【著者】
松村亜里
ニューヨークバランス研究所 代表
【発売日】
2020年2月22日
【主な内容】
お母さんの笑顔が子どもを幸せにするという考えのもと、お母さんの自己肯定感の大切さに焦点を当てているところが本書の一番のポイント。
そんなお母さんの自己肯定感を高めるために、用意されたワークは14あり、実際のワークシートもそのまま書き込めるよにできています。
読者のターゲットは
・子育て中のママ
『1分自己肯定感 一瞬でメンタルが強くなる33のメソッド』
本書の特徴
●著者の中島氏がのべ1万5000人にコーチングやカウンセリングを実施してきた実績に基づいている実践的な内容
●各章ごとに「1分コーチング テクニック」が設けられていて、具体的に実践しやすいこと
【著者】
中島 輝
自己肯定感の第一人者/心理カウンセラー / 資格発行団体 “torie” 代表/肯定心理学協会代表
【発売日】
2020年4月16日
【主な内容】
やみくもにポジティブ思考で突き進むのではなく、自分の「強固な足場=自己肯定感」をつくることから始めるということが、本書のコンセプトの一つです。
そして、前書『自己肯定感の教科書』の進化バージョンとして登場した本書は、今すぐに、ややこしい話抜きで自分を変える方法として、毎日「1分だけ」という短い時間で効果のあるメソッドが33紹介されています。
読者のターゲットは
・今すぐに自分を変えたいと思っている人
『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』
本書の特徴
●前半では、自己肯定感そのものについての詳しい説明、後半にはそのトレーニング方法が記述されているので、自分の求めるところから効率よく読み進めることがでる
●すぐにできる24のワークと、じっくり取り組む12のトレーニングが紹介されているので、きっと自分に合った方法に出会える
【著者】
中島輝
自己肯定感の第一人者/心理カウンセラー / 資格発行団体 “torie” 代表/肯定心理学協会代表
【発売日】
2019年2月27日
【主な内容】
「あれ、なんかおかしいな?」という感覚は、自分自身の自己肯定感の変化に気づけた証拠であり、その気づきからスタートし、自己肯定感を高めていくトレーニングを紹介してくれています。
トレーニングとしては、自己肯定感をパッと短期間で高める方法と、時間をかけながらじわじわと高める方法に分けて紹介しています。
読者のターゲットは
・自己肯定感という言葉に興味を持っている全ての大人
『自己肯定感が高まる脳の使い方』
本書の特徴
●自己肯定感が高いか低いかは生まれつきの性質や特質の一つではあるが、環境要因によって変わるものとし、意識を変えることで、生まれつきの性質に縛られずに人生を楽しめるという前提で書かれています。
●自己肯定感を高めるために、脳を上手に使うための様々な考え方や具体的な方法について述べられています。
【著者】
中野 信子
脳科学者・医学博士・認知科学者
【発売日】
2020年9月10日
【主な内容】
脳のタイプとして、日本人にはもともと、自己肯定感が低いタイプが多いという事実に基づき、ではどうしたら自己肯定感を高めていけるのか、脳科学の観点からそのアプローチの方法を示してくれています。
本書は、終始、脳科学の立場から脳の働きという裏付けに基づき、自己肯定感の高め方を中心に、自分自身の脳を最強の武器にする生き方を示してくれています。
読者のターゲットは
・脳の働きに興味を持ち、自分の自己肯定感を高めようと思っている大人
『男の子の「自己肯定感」を高める育て方』
本書の特徴
●思春期の男の子にスポットライトを当てて、自己肯定感を高める育て方を説明しているところが大きな特徴
●自己肯定感は育った環境によって培われるもの。そしてその一番大きな環境要因が親であるが、思春期の子育てにおいて取り組める実践的な内容が盛り込まれている
【著者】
柳沢 幸雄
開成中学校・高等学校校長/東京大学名誉教授
【発売日】
2019年2月10日
【主な内容】
「親は同性より異性の子に甘いと自覚すべし」とは筆者の言葉です。思春期にさしかかった男の子は親に話をしなくなるものですが、「それが当たり前」と考えてどっしりと構える必要があるとも述べています。
また、成功体験は、単純に『勝つこと』『うまくいくこと』ではなく、負けたり失敗したりした状態から『立ち直ること』こそが成功体験なのだと、失敗や負けることが自己肯定感を育む上で大切であることにも言及しています。
読者のターゲットは
・男の子を育てているママとママ
・おじいちゃん、おばあちゃん
・学校の先生などの教育関係のみなさん
『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』
本書の特徴
●子どもたちへのNGワードを「呪いの言葉」と呼び、それをやめて「魔法の言葉」を使うことで、子どもの自己肯定感を上げていく方法について、たくさんの事例を上げながら説明
●3500人以上の子どもたちを直接教え、講演会等で5万人以上を指導するかたわら運営してきたママカフェなどからの生の声に基づいているので、一つひとつの文章に説得力がある
【著者】
石田 勝紀
都留文科大学特任教授
【発売日】
2018年7月31日
【主な内容】
魔法の言葉は「才能を伸ばす」「心を満たす」「自尊心を育てる」「心を強くする」「心に響く」の5つに分類され、それぞれ使い方のコツがわかりやすく説明されています。
「悩めるママたちの相談室」という章では、ママさんたちからの実際の悩みに答える形で具体的に子どもの自己肯定感の高め方が説明されています。
読者のターゲットは
・子育て中のママとパパ
・お孫さんのいるおじいちゃん・おばあちゃん
・学校の先生などの教育関係のみなさん
じゃあどうする? まとめ
子育て中のママからの質問
日本人は自己肯定感が低いって聞いたのだけど、本当なのかな?どうしたら高められるのかしら?
というご質問をいただき
じゃあどうする?
ということで、今回は自己肯定感を高めるための本を7冊ご紹介しました。
自己肯定感に関する記事はこちらからご覧いただけます!
◼️ アプリで高める【子育てママの自己肯定感】Myできたこと日記の活用
◼️ 【親子で高める】自己肯定感「できたことノート」の活用法
◼️ 自己肯定感・自己効力感・自己有用感の違いは何?【学校での子どもの特徴】
◼️ 【子どもの自己肯定感】低い原因と改善方法を10の具体例でお伝えします
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